| ご訪問心よりお礼申し上げます。 赤道アフリカ、サバンナへの旅が、私の絵の始まりとなりました。 野生動物たちの姿は、まるで人間の本能の縮図でした。 生と死が常に背中合わせのアフリカという土地で、一日生き延びるための強さ、やさしさ、美しさ、そして醜さもあり、それは私の中にあった人生観、価値観を大きく覆すほどの光景でした。 物質文明を必要としない、プリミティブ・ライフを生きる人々の強さとたくましさは、どんな虚飾よりも美しく見えたのです。 |
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その後、家庭の事情でニューヨークに移り、ラティーナたちの明るさ、リズム、温かさに惹きつけられ、カリブ海へ何度か赴きました。 「世界一幸福な民族よ」というプエルトリコの人々、「貧しくても日本人よりずっと幸せよ」というドミニカの人々。 ビーチで髪結いをしていた女性が、とても嬉しそうな顔で家族の話をしていたので、まさか一日2ドル以下で生活しているハイチからの移住者とは、私は最後まで気付きませんでした。 夕刻になるといたるところでサルサやメレンゲが流れ、誰もが踊りだす。そしてこの気候と美しい海が、生活の苦しさを忘れさせてくれるのかもしれない、と思いました。 |
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![]() アート仲間で社会活動もしている写真家から紹介された、若手アーティストたちのボランティアグループとの出会いは、私の目を、これまで知る由もなかった多くの貧しい国々の出来事に向けさせてくれました。 |
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悲しい歴史を持ちながら、屈託のない笑顔の子供たちがあふれる美しいカンボジア、差別の中で強くたくましく生きるインドやネパールの少女たち、苦しい生活の中、小さなことで嬉しそうにはしゃぐ子供たちの愛くるしい笑顔。 これから出逢う魅力的な人々、音楽、アート、また自分自身の成長で私の画風やテーマは変化していくかもしれませんが、自分のスタイルでそのとき感じるものを表現していきたいと思います。 |
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| Kyoko Yamaji | |

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